柔道世界選手権 男子81kg級で永瀬貴規選手が金メダル

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柔道の世界選手権で、新たなヒーローが誕生した。
男子81kg級、21歳の永瀬貴規選手。
初めて出場した2014年の世界選手権では、準々決勝で敗れ、メダルに手が届かなかった。
その悔しさをバネに急成長を遂げ、再び世界柔道の舞台に戻ってきた。
2015年は、難なく準々決勝を突破した永瀬選手。
準決勝は、2014年に敗れた因縁の相手、世界ランキング1位のチリキシビリ選手との対戦。
リベンジのチャンスが訪れた。
永瀬選手は、攻めの柔道で、因縁の相手から有効を奪った。
このリードを守り抜き、優勢勝ちで決勝進出を決めた。
そして迎えた、ピエトリ選手との決勝戦でも、積極的な攻撃を展開した。
縦四方固めで、見事一本勝ち。
日本に、3日連続となる金メダルをもたらした。
世界選手権で81kg級を制したのは、日本人初の快挙。
リオオリンピックに向けて、柔道界に頼もしいニューヒーローが現れた。
永瀬選手は「来年(リオオリンピック)で勝つことが最大の目標なので、しっかり気を引き締めて、またこれからやっていきたい」と話した。